食パンをつくる時に出る「パンのミミ(クラスト)」は、これまで主に家畜の飼料としてリサイクルしてきました。しかし、今回私たちはこのパンのミミを「ダウンサイクル※」するだけでなく、新たな価値を生み出す「アップサイクル※」に挑戦しました。
※ アップサイクル:本来廃棄される予定の物に新たな価値を付加し、別の商品として再生すること。 ※ ダウンサイクル:本来廃棄される物を原料にしたり、別の素材として再利用すること。
小麦本来の甘みや香りが引き立つシンプルな味わいの「超熟」。その製造過程でできる「ミミ」を活用し、金しゃちビールとのコラボレーションによって誕生した『薫るパンクラストビール』です。 「超熟」のミミをビールの原料であるモルトと一部置き換えてつくったことで、小麦の甘みとホップの苦みが絶妙に調和。ピルスナータイプならではのスッキリとした酸味を感じる爽やかな味わいに仕上げました。口の中で弾ける炭酸が心地よく、喉を通るたびに至福のひとときを感じられます。 シチューやローストビーフ、お惣菜などとパンを合わせて楽しむ「ヨルパン」の時間にぴったりの一杯。『薫るパンクラストビール』で、特別な夜をお楽しみください。
盛田金しゃちビールは、大手ビールにはない高品質、特徴のあるビール造りを目指し、平成8年に創業されました。しかし、その歴史は明治時代に遡り、100年の夢を受け継いだビール造りで日本のビール文化の創造を目指しています。
麦を発芽させてモルト(麦芽)をつくります。
モルトと粉砕した「超熟」のミミ(クラスト)に水を加え加熱。 ホップを加えて煮沸し、麦汁をつくります。
麦汁に酵母を加えて、1週間〜10日ほどすると若ビールになります。
発酵したばかりの若ビールをよりおいしくするため、2〜3週間ほど熟成させます。 さらにオリを取り除きます。
発泡酒を瓶に詰め、ラベルを貼って出荷します。