食材としては、まだまだなじみの薄いコオロギですが、実は栄養価に優れ、タンパク質も豊富。
未来の食糧不足対策として、注目されている食材なのです。
そこでPascoは、食用として養殖されたヨーロッパ・イエコオロギを粉末にしたコオロギパウダーを使用した製品を研究・開発しました。
コオロギパウダーの詳しい説明はこちら
Pascoでは、高崎経済大学発のベンチャー、FUTURENAUT(フューチャーノート)の食用コオロギパウダーを使用して、
未来食Labo「Korogi Cafe」シリーズをつくりました。
食べ比べも楽しい「コオロギのフィナンシェ」
コーヒーとの相性も◎。フィナンシェ1個につきコオロギの配合量10匹分*と、30匹分*の2種類があるので、食べ比べる楽しさも味わえますよ。(*FUTURENAUT調べ)
トーストすると美味しい「コオロギのクロワッサン」
北海道産の発酵バターを練り込み、一口食べるとコクのある豊かな香りに包まれます。軽くトーストすれば、香りが引き立ち、さっくりとした食感も楽しめます。
見た目もかわいい「コオロギのバウムクーヘン」
ふんわり、しっとりとした味わいで、頰張ると香ばしさが感じられるバウムクーヘン。年輪のような層が、ふつうのバウムより少し濃いめなのが特徴!
発酵バターのコクのある豊かな香りに包まれるクロワッサン。食べ進めると、コオロギの香ばしさが合わさって、より深い味わいに。
ちょっと変わった(?)おやつになりそうなフィナンシェ。色の薄い方は10匹分のコオロギが濃い方は30匹分のコオロギが入っています。
食用昆虫の中でもコオロギは香ばしい風味が特長で、「エビのような味」と表現されています。未来食「コオロギシリーズ」に使用するヨーロッパ・イエコオロギはクセが少なく、炒ったナッツのような香りで、パンやお菓子が深みのある味になります。
2050年には世界人口が97億人になるといわれ、世界的な食糧不足も心配されています。Pascoでは、こうした状況を乗り越えるための食材のひとつとして昆虫食の研究にも取り組んでいるのです。
「Korogi Cafe」シリーズでは、タイの食品製造管理基準の認証を受けた衛生的な農場で養殖した食用のヨーロッパ・イエコオロギを使用しています。
コオロギは一般的な家畜に比べて、飼育に必要なエサや水の量も、温室効果ガス排出量も少ない、地球にやさしい食材なのです。Pascoではコオロギパウダー入りの製品を通じて、食生活に新しい食材を取り入れたり、これからの食を考えたりする、よいきっかけになればと思っています。